昭和二二年四月、小学校の教科課程、教科内容及びその取り扱いを示した学習指導要領一般編・各教科編が文部省より出された。 教科は、従来の修身・日本歴史・地理の三科目がなくなり、新しく社会・家庭・自由研究が加えられた。この中でも、大きな特色は社会科の誕生であった。また、家庭科は、男子にもこれを課した。 中学校については、国語・社会・数学・理科・音楽・図画・工作・体育及び職業を基準とし、外国語・習字・職業及び自由研究を選択教科とした。
表1-11 新制中学校の教科と時間数(昭和22年)