データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

中山町誌

第一節 松山地区広域市町村圏等の事業

 本県においては、宇和島地区広域市町村圏の設定を手始めとして、以後逐年推進を図り、四七年度までに県下六圏域の設定を終えた。
 この内、松山地区広域市町村圏協議会は、昭和四七年三月一日に設立され、構成市町村は松山市・伊予市・北条市及び温泉郡・上浮穴郡・伊予郡の九町四村で、特別養護老人ホーム整備、救護施設の整備を主たる事業としている。その概要(中山町関係施設のみ)を示すと表12―1のとおりである。

 伊予郡養護老人ホーム和楽園
 和楽園は、昭和三五年(一九六〇)五月一六日、生活保護法による保護施設伊予郡養老院として発足、当時の収容定員は三〇名であった。
 昭和三八年二月一日定員五〇名に変更、同年八月一日老人福祉法による老人福祉施設として「伊予郡養護老人ホーム和楽園」と改称、さらに昭和四四年一二月一六日、経営主体『伊予郡養老院組合』を「伊予郡養護老人ホーム組合」と改称し、伊予郡内五ヶ町村の一部事務組合で設立運営されている。

表12-1 松山広域福祉施設事務組合の諸施設

表12-1 松山広域福祉施設事務組合の諸施設