データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

中山町誌

第一一章 官公署・諸施設

 昭和三〇年(一九五五)二月一日、中山町と佐礼谷村が合併し、新中山町の発足をみたが、その中心部は藩政時代から宿場町として発展した。明治以降、養蚕が盛んな時代には製糸工場も建てられ、政治・経済に携わる機関も早くから設けられていた。
 戦後は、行政も中央集権から地方分権体制へと移行し、官公署も行政内容の変遷とともに逐次改変されたが、一方、地域社会の発展に伴って町民の政治や文化に対するニーズが高まり、文化施設や社会福祉施設・保健施設など戦前にはあまり見られなかった諸施設が逐次整備された。
 しかし、その後農林業の不振に伴って人口が農村から都市へと流出するようになり、中山町においても何とか過疎化に歯止めをかけ、逆に都市から人を呼び込むことにより町を活性化に導く必要性に迫られてきた。昭和六〇年代以降に建設された施設は、そのほとんどがこれを反映した施設ということができる。
 以下、町内の官公署・諸施設の主なものを掲げるが、建築年月日については平成六年(一九九四)四月一日現在で現存する施設について記載し、一施設に複数の建物があるものは、その中で最も古い建物について記載している。


表11-1 一、官公署・二、文化施設

表11-1 一、官公署・二、文化施設


表11-1 三、社会福祉施設・四、医療・保健施設・五、文教施設

表11-1 三、社会福祉施設・四、医療・保健施設・五、文教施設


表11-1 五、文教施設・六、金融機関・七、協同組合等・八、公益施設

表11-1 五、文教施設・六、金融機関・七、協同組合等・八、公益施設


表11-1 八、公益施設 九、その他の施設

表11-1 八、公益施設 九、その他の施設