データベース『えひめの記憶』
中山町誌
二、 国土調査(地籍調査)の実施
地籍は、土地に関する記録である。町では、国土調査法に基づいて、一筆ごとの土地に関する実態を調査・測量し、正確な土地面積を測定して精度の高い地図を作り、土地所有者の財産の保全及び権利関係を保護する登記制度に寄与するため、昭和五〇年度(一九七五)に国土調査(地籍調査)に着手、一一年の歳月をかけ、七五・三七ヘクタール、四二、四五一筆、調査延日数一、〇二六日、地区協力委員三二五人、総事業費四億四、三六六万円を投入して、昭和六〇年(一九八五)一〇月三一日、すべての登記を完了してこの事業は終了した。
ここで、これまで唯一無二のものとして使用されてきた『字切図』の使命は終わり、さらに『字の廃止』が行われた。
また、中山川の西側(県立中山高等学校向かい附近)に所在した大字出渕一番耕地の一五筆を大字中山一番耕地とする大字区域の変更も行われた。
なお、この事業は、国土調査課を新設して行った。
表2-1 調査年度別等面積・筆数及び事業費決算額 |
表2-2 地籍調査実施前後の地目別筆数面積変動表 1 |
表2-2 地籍調査実施前後の地目別筆数面積変動表 2 |
表2-3 部落別成果表 1 |
表2-3 部落別成果表 2 |
表2-3 部落別成果表 3 |
表2-3 部落別成果表 4 |