データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

中山町誌

四、 細石刃器伝統

 第Ⅲ期(一・三~一・二万年前)は、細石核と細石刃からなる文化で、楔形石核とそれ以外の細石核がある。後者は、九州から関東中部に分布がみられ、角柱状・角推状の石核から細石刃を剥離するもので、関東地方では矢出川技法と呼び、九州地方では野岳型細石核と呼ばれている。