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伊予市誌

1 伊予市の人口

 本市の人口は、明治三五年一万九、七〇一人、明治四二年二万九七九人、大正一四年二万一、六二一人、昭和一五年二万二、五〇五人、昭和三五年三万四七人、昭和五五年二万九、七二五人、平成二年二万九、八〇三人、平成一二年三万五四七人と増加している。
 一九〇二~二〇〇〇(明治三五~平成一二)年の約一〇〇年間に人口は一万八四六人増加し、増加率は一五五・一%となっている。旧町村別状況では、旧郡中町の人口増加は七、六二二人で一八九・一%、旧南伊予村の人口増加は一、四二〇人で一二八・六%、旧北山崎村の人口増加は一、七一〇人で一四〇・七%、旧南山崎村の人口増加は九四人で一〇四・七%の増加率となっており、各地域とも増加している。我が国の人口は、一九〇二(明治三五)年約四、五〇〇万人であったが、二〇〇〇(平成一二)年には約一億二、七〇〇万人となり約一〇〇年の間に約二八二・二%の増加率となっている。
 また、我が国の第一回国勢調査が行われた一九二〇(大正九)年の人口を基準とした増加率指数の状況は、二〇〇〇(平成一二)年においては、全国二二六・八%、愛媛県一四二・六%、伊予市一五〇・六%と愛媛県増加率をやや上回っているものの全国増加率を大きく下回っている。
 本市の年齢別比率を見ると少子化による出生の低下により、幼年人口が減少し、医療の進歩、生活環境の向上に伴う平均寿命の延長による高齢者人口の増加による逆三角型の年齢構成へと変化している。
 本市の年次別人口推移は、第78表のとおりである。

第78表 伊予市人口の推移

第78表 伊予市人口の推移