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伊予市誌

2 救急医療 (在宅当番医)

 市民の要望の強い休日医療を確保するため、一九七七(昭和五二)年から伊予医師会の協力を得て、在宅当番医による日曜・祝日における昼間の医療体制の確保により初期救急医療が保証され、市民の休日医療の不安の排除に向け大きな役割を担っている。また、二次救急医療体制にあっては、松山圏域(三市・九町・四村)の輪番制により二四時間・一日二病院体制で実施しているものである。
 更には、二〇〇二(平成一四)年四月からの小児の救急医療体制の整備に伴って、小児科を標ぼうする三病院による輪番制の救急体制が確立された。これにより急病患者の医療確保、入院治療を要する成人・小児の重症救急患者の医療の確保が図られた。