データベース『えひめの記憶』
伊予市誌
4 女性の健康づくり推進事業
女性の健康保持は、家庭生活の最も基盤であり、また、健全な子孫の養育に大きな影響を及ぼすこととなる。そのために、健診の機会に恵まれない主婦を対象とした健康診査と、その結果を踏まえての食生活改善の推進を図ることを目的に、一九八〇(昭和五五)年から実施している。
食生活改善推進員の設置
女性の健康づくり事業の実施要綱に基づいて設定した、食生活改善推進員制度により九人の推進員を委嘱し、女性の健康診査を踏まえての健康づくりのため、食事指導、それを更に地域に密着させるための地区公民館・集会所における栄養・運動を中心とした地区組織活動を積極的に展開している。活動の輪を更に広げるために推進員の増員を図り、二〇〇三(平成一五)年現在、三八人の推進員がボランティア活動を展開するまでになっている。
更には、女性に多い骨折予防を図るため、一九九五(平成七)年から骨粗鬆群症検診を開始した。