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愛媛県史 人 物(平成元年2月28日発行)

凡例

 本書は古代~近・現代に至る物故者の中から,本県にゆかりの深い先人の足跡をたずね,その人物の人柄・業績を顕彰し幅広く県民に紹介をしようとするものである。
 1.構成については,本文と付表に大別し,付表は一覧表にして記載している。なお巻末には,本文執筆に参考とした主な文献をのせ,本文の不足する内容補充の便宜を図った。索引は50音順の人名索引とした。
 2.本文の記載人物は昭和63年末までの物故者に限定し,本県出身者で県内外に多くの業績を残し,県民に大きな影響力をもった人物,また本県出身者でなくても本県に大きな足跡を残した人物も取上げている。
 3.記述について,本文中の年号は和暦と西暦を併用し,和暦のすぐ後に( )で西暦を付した。
 4.出生地や地名は当時の呼称を使用し,現在の地名を( )内に併記した。
 5.人物の年齢は原則として満年齢としたが,とくに顕彰・頌徳碑文の引用等では一部享年,数え齢も併用し,生年・没年については可能なかぎり,月日まで記載した。
 6.見出しは,人物名を用い,ゴチック体の漢字で表示し,最も一般的な呼称を採用して,ひらがなのルビを付した。学者や画人・俳人などで雅号の著名な人物はそれを採った。
 7.同一名で数代継承する人物は,見出しの次に( )で代数を示すか,緯を採った。
 8.配列は,現代仮名遣いによる姓氏の50音順とし,同音異字の場合は頭字からの画数順とした。姓が同一のものは一括して掲げ,同姓内は名を50音順とした。
  外国人名はファミリーネームを片仮名で表示し,次に原綴りを示した。原則として電話帳方式による50音順とした。
9.記載事項については,生没年・職業・通称・変名・雅号・生国・出身地・家系・業績・人柄・逸話・趣味・余技・贈位・法号・著書・死没年齢・墓所等を記載したが,これらについては,画一的でなく調査可能な限りを記載するにとどめた。
10.文体・用字については,漢字まじりの「ひらがな」書き口語文とし,仮名遣いは,引用文をのぞき,現代仮名遣いとした。
11.漢字は新字体を用い,歴史的用語,引用資料などのほかは,なるべく当用漢字を用い,必要に応じて上にルビを付した。数字は原則としてアラビア数字を用いたが,大名の代数や子女の嫡順については漢数字で示した。
12.本文中の記号については,引用文や引用語句,雑誌名は「 」で,図書については『 』を用いている。
13.写真は原則として掲載しないことにしたが,近世・近現代の人物のうち,明彩なものを掲載した。