凡例

一、本巻は、第一章「教育制度史概要」・第二章「教科等教育史」・第三章「社会教育史」・第四章「郷土教育史」及び「付録」から構成されている。第二章「教科等教育史」は分量が多く、教科教育・教科外教育・特殊教　育・幼児教育の四領域から成り立っている。
一、第一章の「教育制度史概要」は、以下の章の「教育」を理解する上に必要な、明治初期から現代に至る本県教育の極めて大まかな変遷の叙述である。
一、工業科・同和教育・特殊教育には、それぞれ、「年表」があるが、「付録」の「教育史略年表」には、これらの「年表」の主な事項を入れることにした。
一、高校生にも親しめるようにと、常用漢字と現代かなづかい、新送り仮名により、平易な口語体を表記の基本とした。
一、特殊な用語や地名及び人名などには、できるだけ振り仮名をつけた。
一、年号は、日本年号を用い、必要によっては、西暦を併記した。
一、文中の人物の氏名は、すべて敬称を略した。
一、本文の叙述の中には、諸先学の多くの研究成果を利用し、また、官公庁資料や市町村誌及び各学校沿革史などを活用させていただいたが、本書の性質上特別の場合を除いて、本文中にその出典を示さなかった。
一、資・史料の引用は、なるべく原典のままとし、本文中に「　」または改行（活字を小さく）して示した。
一、参考文献、写真・表・図の一覧、索引はまとめて巻末に掲げた。