データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

愛媛県史 民俗 下(昭和59年3月31日発行)

凡例

一 本巻は、愛媛県史部門史の民俗(下)にあたり、県下の民俗事象をまとめた全二巻のうちの一巻である。
一 本巻は、信仰(下)・民俗知識・民俗芸能・人の一生・年中行事・口頭伝承の各章をもって構成した。
一 民俗語彙は原則として片仮名書き、また動植物名は漢字および片仮名書きで、それぞれ表記した。但し、片仮名書きではかえって理解しにくい用語については漢字を用いて表記し、適宜に読み仮名等を付した。
一 地名については次のとおりにした。
 (一) 「愛媛県」の名称は、原則として省略した。
 (一) 郡町村字名および市町字名は、昭和五八年三月末現在で表記し、郡および市名を付した。ただし、同一節内で複数使用の場合には、適宜省略した。
 (三) 文献資料引用等で旧地名を用いる場合は、現行の地名および行政区を( )内に(現○○)として並記することを原則とした。
 (四) 本文中に使用されている東予・中予・南予という表記は、本県の地域的特性を表示するための便宜的な慣用概念であり、かならずしも厳密な意味での地域区分ではない。なお、本県の民俗地域区分については民俗(上)総論で触れた。
一 本文の叙述は、常用漢字・現代仮名づかいを用いたが、やむを得ず用いた難解な用語・地名などには振り仮名をつけた。
一 日本年号には( )内に西暦を付したが、明治以降のものは省略した。
一 引用文献(古文書)については、原則として原文のままとした。ただし、原文の欠字箇所や判読不能の文字は□で示し、明らかに誤字と考えられる文字については訂正を加えた。なお、適宜に読点および返り点を付し、出典を示した。
一 民俗資料調査報告書等よりの引用文については、適宜に要約や一部表現の変更等を行った場合がある。
一 人名の敬称は省略した。
一 写真については次のとおりにした。
 (一) 執筆担当者および臨時県史編さん部で撮影した写真については撮影者名を記さなかったが、他から提供されたものについては巻末に番号で表示した。
 (二) 必要と思われる写真には撮影年を西暦で付した。
一 本巻の各章について参考にし、または引用した重要な文献資料等については、巻末に一覧表で示した。ただし、市町村誌(史)はこれを省略した。