データベース『えひめの記憶』

えひめの記憶 キーワード検索

愛媛県史 社会経済2 農林水産(昭和60年3月31日発行)

三 水産金融


 制度融資

 太平洋戦争終結以降に行なわれた水産金融の主なものをあげると、農林漁業金融公庫融資・中小漁業融資保証法による融資・昭和三一年度沿岸漁船整備促進要綱に基づく融資・漁業近代化融資・漁業近代化資金・水銀等による水産動植物の汚染被害対策資金・養殖漁業被害対策資金・沿岸漁業等経営安定特別対策資金・漁業経営維持安定資金・漁業用燃油対策特別資金・北洋漁業緊急対策特別資金・沿岸漁業改善資金のほか県単独融資として、昭和三一年度いわしまき網不漁資金融資・農林漁業近代化資金融資制度に基づく融資・農林漁業共同化資金制度融資などがあり、これらに対し利子補給を行なっているが、その年度毎の融資状況は表13-14のとおりである。
 このほか県は愛媛県中小企業振興資金等積立金条例に基づき愛媛県信用漁業協同組合連合会に対する運営の効率化を図るため二億三、〇〇〇万円を積立てているほか、漁業経営安定資金貸付金一億五、〇〇〇万円の貸付と漁家及び漁業協同組合連合会に対し、漁業経営健全化資金貸付金五億円を同連会合を通じて貸付けることとしている。
 また県は市町村、漁協、漁連、信漁連、漁業者などとともに愛媛県漁業信用基金協会に対し出資して昭和五八年度末現在で一〇億三、八〇〇万円の基金を造成し保証債務の弁済にあてているが、このうち県の出資金は三億七四五万円である。

表13-12 県単独補助事業(漁場造成関係)

表13-12 県単独補助事業(漁場造成関係)


表13-13 県単独補助事業(施設関係)(その1)

表13-13 県単独補助事業(施設関係)(その1)


表13-13 県単独補助事業(施設関係)(その2)

表13-13 県単独補助事業(施設関係)(その2)


表13-14 主な水産金融実績(その1)

表13-14 主な水産金融実績(その1)


表13-14 主な水産金融実績(その2)

表13-14 主な水産金融実績(その2)


表13-14 主な水産金融実績(その3)

表13-14 主な水産金融実績(その3)


表13-14 主な水産金融実績(その4)

表13-14 主な水産金融実績(その4)


表13-14 主な水産金融実績(その5)

表13-14 主な水産金融実績(その5)