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愛媛県史 社会経済2 農林水産(昭和60年3月31日発行)

五 林道事業の沿革②


 四国西南山地大規模林業圏開発事業

 広大な森林を擁する愛媛、高知両県にまたがる四国西南山地において、森林資源の適正な利用と整備保全、林業を基軸とした産業の振興等により、山村を活性化し発展させるため総合的な森林開発整備事業を実施している。
 (1) 基本目標
  O大規模林業圏開発の基幹となる大規模林道の開設及びこれに関連する中核林道等の開設
  O造林の推進及び森林資源の高度利用
  O木材、特殊林産物の加工、流通団地の造成
  O森林レクリェーション地域の整備
 (2) 対象地域
   四国西南山地九市三五町一七村で総面積は七二万二千ha、森林面積二五万八千haである。愛媛県関係地域は、伊予市、伊予郡(松前町を除く)、上浮穴郡、大洲市、喜多郡、東宇和郡、八幡浜市、西宇和郡(伊方町、瀬戸町、三崎町を除く)宇和島市、北宇和郡、南宇和郡の四市、二四町七村である。

表1-27 大規模林業圏開発基本計画概要

表1-27 大規模林業圏開発基本計画概要


表1-28 着工路線の実施計画概要

表1-28 着工路線の実施計画概要


表1-29 路線別進捗状況(愛媛県分)

表1-29 路線別進捗状況(愛媛県分)