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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業Ⅷ -新居浜市-(平成27年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

本書のねらい

1 目的
 この調査研究は、永い伝統を引き継いで、激動の昭和を生き抜いてきた人々の生活や文化、産業等に焦点を当て、ふるさと愛媛の優れた地域資源を掘り起こし、それらの地域文化を次世代に継承し、特色ある地域づくりに生かそうとするものである。また、住民や市町と県が連携・協働して調査研究を行うことをとおして、県民一人一人が、自ら暮らす地域を見つめ直して「ふるさとらしさ」を発見、再確認し、愛媛を総合的、体系的に捉えながら「愛媛らしさ」を探究するための地域学「ふるさと愛媛学」の構築も併せて目的としている。
 さらに、その成果は、県内各地で行われている生涯学習の場において広く活用するとともに、「ふるさと愛媛学」の普及啓発に資するものである。

2 調査対象地域
 平成27年度は、新居浜市と砥部町において、地域学の調査方法などを学習する「ふるさと愛媛学」サポーター養成講座を開催するとともに、住民や市町と連携・協働しながら調査研究を実施した。

3 調査研究の視点と特徴
(1) 昭和の時代を中心に、当時を生きた人々の生活や文化、産業等に学ぶという視点から調査した。
(2) 現地調査を重視することで、生活者の生の声を大切にし、既存の資料に依存することなく、できる限りオリジナルな資料を基にまとめることを目指した。
(3) 既存の学問(歴史学、地理学、民俗学等)の調査方法にとらわれないで、より総合的、学際的に調査することを試みた。
(4) 県民の皆さんに、生涯学習の一環として、ふるさとの地域調査に気軽に参加していただくため、「語り-聞き取り」を重視してまとめた。
(5) 住民や市町と県が連携・協働して調査研究を行うことを主眼とし、「ふるさと愛媛学」サポーター養成講座に参加していただいた住民とともに調査研究を実施した。住民の方々には、調査項目の提案や話者の紹介・交渉、調査先への案内・同行、資料の収集、原稿内容の確認などを担当していただいた。


【凡 例】
① 本書は、平成27年6月から12月にかけて実施した現地調査を中心にまとめたものである。
② 本文については、常用漢字や現代仮名遣い、現行送り仮名の使用を原則としたが、歴史用語・専門用語等については例外とした。
③ 引用文は原則として原文のまま記載したが、必要に応じて振り仮名を付け、仮名遣いや誤記などを訂正し、(  )書きで説明を加えた箇所がある。
④ 本文中の年代表示は、和暦に(  )書きで西暦を示した。
⑤ 本文中の生物名及び民俗学用語は、原則としてカタカナで表示した。
⑥ 本文中の単位は、℃、%、㎏等で表示した。なお、尺貫法に基づく記述の場合は、メートル法による換算値を併記している。
⑦ 地名は原則として、その当時の用例に従ったが、必要に応じて現在の地名を示した。
⑧ 参考文献等は、各節または項目ごとにまとめて記載した。
⑨ 市町名は原則として、平成28年3月末現在における市町名とした。