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県境山間部の生活文化(平成5年度)

(2)満足度

 満足度について13項目の調査をし、その結果を加重平均して満足度指数を求めた(図表2-2-15参照)。それによると、①家庭の人間関係41.1、②自然環境40.9、③地域の人間関係22.4、④健康状態15.3、⑤住宅10.2などに満足している。その反面、①交通(-18.9)、②収入(-17.5)、③保健医療関係(-15.7)、④教育文化施設(-14.7)などに不満をもっているようである。
 宇和海や瀬戸内と特に相違する点を上げると、県境山間部は「自然」に対する満足度が高く、「住宅」や「収入」面に対する満足度が低い。
 さらに、年齢層別にみると、当然のことながら健康状態については年をとるにつれて満足度が低くなり、それに変わって65歳以上の層にとっては住宅問題や地域の人間関係に対満足度が高い。特に、34歳以下の年齢層についてみると、「受けた教育・健康状態・家庭の人間関係・自然環境」の項目については他の年齢層より高く第1位である(図表2-2-16参照)。

図表2-2-15 満足度指数(地域別)

図表2-2-15 満足度指数(地域別)


図表2-2-16 満足度指数(年齢層別)

図表2-2-16 満足度指数(年齢層別)