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県境山間部の生活文化(平成5年度)

(3)気質

 今回の調査対象地域は県境山間部の全域で、東・中・南予にまたがっているが、全体としての気質(住んでいる人々の目からみた自分たちの印象)は、南予人気質とされている「温和で人情味に富み、物事に慎重であるが、消極的である」が68.2と高い(図表2-2-7参照)。この印象を若いものの方が強く持っているのも興味深いところである。この気質は、先程の魅力の調査とも関連が深いが、お互いに助け合いながら、固いきずなをもってくらしてきた山村の村落共同体の中で培われたものであると思われる。

図表2-2-7 気質(人の印象)

図表2-2-7 気質(人の印象)