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えひめ、昭和の街かど-生活を支えたあの店、あの仕事-(平成21年度)

第1章 つくる、運ぶ、売る

 高度経済成長による低コスト製品の大量生産体制の整備、大量消費生活の実現は、人々の生活様式や意識を大きく変化させた。それにより、かつて地域の人々の生活に密着し、地域共同体の一部として人々の生活や産業を支えていた鍛冶屋、桶屋などの仕事も大きく変化した。また、大型店舗の進出やモータリゼーションの進展は、地域の街かどにあった店舗に大きな影響を与えた。
 本章では、県内各地域で人々の生活に必要なものをつくり、運び、売ることで地域生活を支えてきた人々の仕事や仕事に対する思い、生活がどのように変化したのかを探った。