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わがふるさとと愛媛学Ⅲ ~平成 7年度 愛媛学セミナー集録~

◇「戦争」も怖い

 それから時代が飛びまして、第二次世界大戦、それで「供出」です。若い方にはわからないでしょうけれども、金属類は全部、大砲の玉だのなんだのにするために供出をさせられたわけです。大山祇神社でも、記録にあるだけでも300振りの太刀を陸軍に供出しておりますが、それらが返っておりません。
 昭和20年(1945年)の敗戦後は、日本は初めて外国に占領されるわけです。そうすると、「武器、武具は、全部接収をするんだ。」と言って、進駐軍なんていうのが大三島にも押し掛けてきます。
 ですから、この戦争というのも、いろんな意味で、非常に多くの犠牲がございましたが、宝物を守るという立場から言っても、この大三島の大山祇神社でも、非常な被害があったわけでございます。