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えひめ、人とモノの流れ(平成19年度)

1 郊外への人の流れ-松山市石井地区-

 石井地区(旧温泉(おんせん)郡石井村)は昭和37年(1962年)に松山市に編入された。編入当時の人口は8,602人であったが、昭和40年代、50年代に人口が急増し、平成19年9月1日現在の人口は57,510人となっている。石井地区は松山平野のほぼ中央に位置し、市の中心部から南、おおむね2~4kmの距離にある。現在、南北に国道33号、県道16号松山伊予線が走り、東西に南部環状線(昭和58年開通)、県道190号久米垣生(くめはぶ)線が走る。急激な都市化の進展は、地域の景観や人々の生活、さらには地域社会も大きく変えることになった。石井地区で生まれ育った北土居(きたどい)町の**さん(昭和6年生まれ)と土居(どい)町の**さん(昭和7年生まれ)、石井地区に転入して40年余りになる東石井(ひがしいしい)の**さん(昭和10年生まれ)に話を聞いた。