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えひめ、その装いとくらし(平成16年度)

1 かぶる

 この項では、かぶり物を取り上げる。かぶり物は、実用としては、頭部の保護や防寒、防暑などのためにかぶるものである。ただ、それが人目につきやすい頭部につけられるものであるため、装飾を主目的としたり、地位や身分を示すものとしても使われるなど、その用途や種類は実に多様である。歴史的にみても、冠・烏帽子(えぼし)・兜(かぶと)・頭巾(ずきん)・笠(かさ)・手ぬぐい・洋式の帽子などがあげられる。ここでは、手ぬぐい(あるいはタオル)と帽子を取り上げ、加えて傘についても探った。