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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業14-西予市②-(平成30年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

本書のねらい

1 目   的
 この調査研究は、永い伝統を引き継いで、激動の昭和を生き抜いてきた人々の生活や文化、産業等に焦点を当て、ふるさと愛媛の優れた地域資源を掘り起こし、それらの地域文化を次世代に継承し、特色ある地域づくりに生かそうとするものである。また、住民や市町と県が連携・協働して調査研究を行うことをとおして、県民一人一人が、自ら暮らす地域を見つめ直して「ふるさとらしさ」を発見、再確認し、愛媛を総合的、体系的に捉えながら「愛媛らしさ」を探究するための地域学「ふるさと愛媛学」の構築も併せて目的としている。
 さらに、その成果を、県内各地で行われている生涯学習の場において広く活用することにより、「ふるさと愛媛学」の普及啓発に資するものである。

2 調査対象地域
 平成30年度は、西予市(野村、城川の各地域)と四国中央市(土居、新宮の各地域)において、身近な地域資源などを学習する「ふるさと愛媛学」ふるさと再発見講座を開催するとともに、住民や市町と連携・協働しながら調査研究を実施した。
 このうち、本書は、西予市(野村、城川の各地域)における調査研究の成果を取りまとめたものである。

3 調査研究の視点と特徴
(1) 昭和の時代を中心に、当時を生きた人々の生活や文化、産業等に学ぶという視点から調査した。
(2) 現地調査を重視することで、生活者の生の声を大切にし、既存の資料に依存することなく、できる限りオリジナルな資料を基にまとめることを目指した。
(3) 既存の学問(歴史学、地理学、民俗学等)の調査方法にとらわれないで、より総合的、学際的に調査することを試みた。
(4) 県民の皆さんに、生涯学習の一つとして、ふるさとの地域調査に気軽に参加していただくため、「語り-聞き取り」を重視してまとめた。
(5) 住民や市町と県が連携・協働して調査研究を行うことを主眼とし、「ふるさと愛媛学」ふるさと再発見講座に参加していただいた住民の協力を得ながら調査研究を実施した。住民の方々には、調査項目の提案や聞き取り対象者の紹介・交渉、調査先への案内・同行、資料の収集、原稿内容の確認などを担当していただいた。