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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業12-松前町ー(平成29年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

第3章 人々のくらしと交通

 松前(まさき)町には、旧大洲(おおず)街道から始まり、時代の進展とともに整備されていった国道56号のほか、松山伊予(まつやまいよ)線などの主要地方道や、八倉(やくら)松前線などの一般県道が整備されている。
 一方、鉄道では、明治29年(1896年)の南予鉄道の路線開設(後の郡中線)、昭和5年(1930年)の予讃本線の南郡中までの開通により、人やモノの移動に係る利便性が向上した。
 本章では、旧大洲街道や重信川を行き交う人々や、鉄道に職員として、または近隣住民として関わってきた人々の、時代の移り変わりとともにあったくらしや思いの一端について明らかにした。