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えひめ、昭和の記憶 ふるさとのくらしと産業10-西条市-(平成28年度「ふるさと愛媛学」普及推進事業)

寄稿「登道商店街の現状や活性化の方策について」

 今年度は、西条高等学校の地域・歴史研究部のFさん・Gさん・Hさんに聞き取り調査への同行や現在の登道商店街の状況調査を行ってもらった。聞き取りや現地での調査を踏まえて、登道商店街の現状や活性化についての報告があった。

1 登道商店街について、感じたこと気が付いたこと

 〇 いつも通学などで通っているが、あらためてじっくり見ると、まずフリーの駐車場がないので行きにくい。自転車で行こ
  うにも止めやすい場所(商店街の入り口など)に駐輪場がないので、歩いていかないといけない点は問題として挙げられる
  かもしれない。今の商店街は、私たちのような若い世代向けではないと感じることもある。
 〇 シャッターを閉じたままのお店が多くなった。大型スーパーができてから寂しくなった。
 〇 今までは何気なく通っていたところが、きちんと調べてみると深刻だなと思った。今の寂しい商店街しか知らないのは残
  念だと思う。若い人が行くお店がない。

(まとめとして)
 〇 フリーの駐車場や商店街の入り口に駐輪場がないことが問題だと思われる。
 〇 昔と比べてシャッターを閉めている店が多い。大型スーパーができ、商店街が寂しくなった。
 〇 若い人が買い物を楽しむことができるお店が少ない。

2 登道商店街の活性化のための方策

 〇 駐車場や駐輪場を増やす。
 〇 憩いの場やちょっとした店(例えばアイスクリーム、からあげ等)をつくる。
 〇 アーケードを改築して、明るくする。
 〇 若者向けのお店を入れる。(食べもの系がいいと思う。外食できるようなお店。それか服屋)。自動販売機も欲しい。
 〇 イベントをする。有名人を呼ぶ。(ハロウィンのイベントはとても良いと思った。)
 〇 もっと若者が入りやすい雰囲気をつくると活性化につながるのかなと思います。

3 その他

 〇 家族に聞いた商店街の思い出について
   「昭和40年ごろに西条神社の近くに引っ越ししてきた。当時は、大屋デパートがきれいで商店街にも活気があった。」