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瀬戸内の島々の生活文化(平成3年度)

(20)八幡(はちまん)神社社叢(温泉郡中島町大浦)

 創建年代は未詳であるが、応徳4年(1087年)に藤原親賢(ちかかた)が八幡神を勧請して若宮八幡宮と称したと伝えられいる。既存資料によれば、この社叢には次の植物が認められている。アラカシ・クロマツ・アリドオシ・オオムラサキシキブ・カゴノキ・クスノキ・クロガネモチ・サイコクトキワヤブハギ・ツルコウジ・バクチノキ・フウトウカズラ・ホウライシダ・ムクノキ・ヤブニッケイ・ヤマザクラ・ホルトノキ・サツマスゲ・ノシラン・ムサシアブミなど。暖地性植物が多く生育しており、社叢全体が町の天然記念物に指定されている。

写真2-1-21 八幡神社

写真2-1-21 八幡神社

平成3年11月撮影