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瀬戸内の島々の生活文化(平成3年度)

(1)島々の認知度と来訪経験

 瀬戸内海の自然景観(図4-2-22)、本四架橋(図4-2-23)、新国土軸構想(図4-2-24)、台風19号によるミカンの被害(図4-2-25)の4点についてどの程度知られているか、および来訪経験の有無(図4-2-26)を調べた。
 本四架橋と台風19号によるミカンの被害については比較的高い認知度であったが、新国土軸構想についてはあまり知られていないことがわかった。認知度の高低は、物理的距離とそれに伴う来訪経験の有無、さらには情報的距離(マスコミの取り上げ方とニュースの広がり)に大きく左右されていることが推測できる。今後、いかに情報を発信していくかということが、島の将来にとって重要であると言える。

図4-2-22 認知度(瀬戸内の自然景観)

図4-2-22 認知度(瀬戸内の自然景観)

「瀬戸内海には大小約3000の島があり複雑な海岸線を形成する世界的にも傑出した自然景観を展開し、主要部は国立公園になっている。」

図4-2-23 認知度(本四架橋)

図4-2-23 認知度(本四架橋)

「1988年に瀬戸大橋が開通し、今世紀中に合わせて3つのルートで、本州と四国が結ばれる。」

図4-2-24 認知度(新国土軸構想)

図4-2-24 認知度(新国土軸構想)

「東海道・山陽道の第1国土軸に対して、紀淡海峡~徳島~松山~豊予海峡~大分を結ぶ新たな国土軸構想がある。」

図4-2-25 認知度(台風19号の被害)

図4-2-25 認知度(台風19号の被害)

「先の台風19号により、島のみかん農家等では壊滅的な打撃を受けた。」

図4-2-26 来訪経験

図4-2-26 来訪経験