イベント情報詳細

主催者 国立大学法人 愛媛大学
開催日時 平成27年10月10日(土)~平成27年11月14日(土) 10月10日、24日、31日、11月7日、14日の5回(いずれも土曜日) 午後1時30分から午後4時30分(3時間×5回の計15時間)
開催場所 名称:愛媛大学法文学部講義棟1階演習室1
所在地:松山市 松山市松山市文京町3番
電話番号:089-927-9127
FAX番号:089-927-9127
駐車場:公共の交通機関をご利用ください
交通案内:市内電車環状線日赤駅下車徒歩5分
対象者等 一般市民
料金 無 料
申込方法 愛媛大学 埋蔵文化財調査室「文京遺跡から学ぶ(11)」担当 高久まで、氏名・住所・電話番号・Emailアドレスをお電話にてお申し込みください。
TEL 089-927-9127
申込期間 10月9日(金)まで。先着順ですので、なるべくお早めにお申し込みください。
内容 愛媛大学の城北キャンパスの地下には、縄文時代から中世まで連綿と続く複合遺跡である文京遺跡が眠っています。特に今から2,000年ほど前の弥生時代の大規模集落として知られています。愛媛大学は、文京遺跡の調査を継続して行っていますが、これまで、大量の土器や石器などが出土しています。今回の講座では、出土した資料・データを出発点として、どのような愛媛の地域文化や歴史が明らかにできるかを学びます。
備考 第1回 10月10日(土)
柴田昌児「絵画土器・分銅形土製品の見方―弥生時代の造形表現―」

 文京遺跡ではシカや船を描いた絵画土器や人物の顔面を表現した分銅形土製品が出土しています。どのような表現方法で描かれ、何のために作られたのでしょうか。実際の土器や土製品を観察しながら、弥生時代の造形表現を読み解き、弥生人の精神社会を考えていきます。


第2回 10月24日(土)
三吉秀充「地層を見分ける―住居跡・高床倉庫跡・畠跡・水田跡―」

 発掘調査では厚く堆積した各地層の年代を決め、住居跡や高床倉庫跡、畠跡や水田跡などを特定していきます。なぜ地層の年代がわかるのでしょうか? なぜ住居跡だとわかるのでしょうか? 畠と水田をどうやって見分けるのでしょうか? 文京遺跡から切り取った資料などを使いながら地層の見分け方について解説します。


第3回 10月31日(土)
田崎博之「土器を見分ける―縄文時代・弥生時代・古墳時代―」

 文京遺跡では縄文時代~鎌倉時代のさまざまな土器が出土しています。それぞれ時代によって形や文様、つくられ方が異なります。文京遺跡から出土した土器に実際に触れながら、縄文時代、弥生時代、古墳時代などの時代ごとの特徴と、土器がつくられる時代背景を探ってみましょう。


第4回 11月 7日(土)
槙林啓介「鉄と塩の生産遺跡の見方」

私たちにもそうであるように、文京遺跡やその周辺の人々にも鉄や塩は重要でした。その鉄や塩は、遺跡のなかにどのような痕跡を残しているのでしょうか。そして、考古学はそれらをどのように発掘調査するのでしょうか。本講座では、鉄と塩の生産遺跡の見方について、実際の遺物などを前にしながら、議論していきます。


第5回 11月14日(土)
 田崎・柴田・槙林・三吉「討論」

 第1回~4回における受講者の質問を受けながら4名の講師が、遺跡・遺構・遺物の見方・見分け方について再度解説を行います。
問合せ先 名称:愛媛大学先端研究・学術推進機構 埋蔵文化財調査室 住所:松山市道後樋又10番13号 電話番号:089-927-9127 FAX番号:089-927-9127
情報提供機関 国立大学法人 愛媛大学

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