イベント情報詳細

小磯良平展(←関連ページへ)
主催者 セキ株式会社、セキ美術館、南海放送株式会社
開催日時 平成27年04月22日(水)~平成27年06月21日(日) 午前10時~午後5時(月・火曜日は休館、但し祝日は開館)
開催場所 名称:セキ美術館(1階、中2階、3階)
所在地:松山市 道後喜多町4-42
電話番号:089-946-5678
交通案内:※交通機関:市内電車 南町(県民文化会館前)駅又は道後温泉駅より徒歩5分
料金 入館料:
一般(大学生含む)800円(前売り700円)、小・中・高生500円、
20名以上の団体は100円割引
内容 <大野ギャラリー所蔵と当館所蔵の油彩・素描・版画約40点を展示>

 この度セキ美術館では、大野ギャラリーと梅田画廊のご協力を得て、小磯良平展を開催することとなりました。小磯良平は、加山又造とともにセキ美術館絵画コレクションの両軸を成す巨匠です。
 小磯良平は1903年神戸の旧家に生まれました。10代の末に大原美術館(倉敷)の西洋絵画の名品に触れて感銘を受けたのが、画家になる決意を固めた契機と言われます。1922年、上京して東京美術学校(現在の東京藝術大学美術学部)西洋画科に進学し、藤島武二の指導を受けるとともに荻須高徳、猪熊弦一郎、岡田謙三らの俊英と画架を並べました。在学中の1926年に、《T嬢の像》が第7回帝展(日展の前身)で特選となりましたが、当時在学生の特選獲得は極めて異例なことでした。翌年同校を首席で卒業、その翌年の1928年にフランスに渡り2年間滞在、その間サロン・ドートンヌ入選も果たしました。帰国後は新制作派協会の結成に参加、戦後の1953年から母校東京藝術大学美術学部教授を定年まで務めて後進の指導に精力を注ぐなど、日本洋画界の大きな牽引力となりました。1982年に芸術院会員となり、翌83年には文化勲章を受章しました。
 小磯芸術の魅力は、卓越した素描力と落ち着いた色調を基盤とした、清潔感の漂う人物画にあるといえましょう。本展は、大野ギャラリーから借用した油彩画・素描にセキ美術館の所蔵品を加え、人物画を中心とした約40点で構成されます。この得難い機会をお見逃し無く、ご鑑賞いただけましたら幸いです。
              セキ美術館学芸監督 八重樫 春樹
備考 同時開催 
●2階新館 「セキ美術館の名品展」
●2階ロダンの部屋 「ロダンの名品展」も併せてご観覧ください。
問合せ先 名称:セキ美術館 電話番号:089-946-5678

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