イベント情報詳細

主催者 松山市立子規記念博物館
開催日時 平成27年01月01日(木)~平成27年01月30日(金) 午前9時~午後5時(展示室入場は午後4時30分まで)
開催場所 名称:松山市立子規記念博物館 3階特別展示室
所在地:松山市 道後公園1-30
電話番号:089-931-5566
料金 ●観覧料
個人200円 団体160円 65歳以上100円
小中高校生無料
 
※特典/常設展とセットで特別展の観覧券を購入する場合、特別展の観覧料は2割引・子規博友の会会員が特別展の観覧券を購入する場合、特別展の観覧料は2割引
内容 明治から昭和にかけて活躍した画家、下村為山は慶応元(1865)年に松山で生まれました。はじめ西洋画をこころざした為山は、東京で小山正太郎の画塾「不同舎」に学びます。このとき同門に、生涯のライバルとなる中村不折がいました。
 子規と知り合い影響を受けた為山は、洋画から日本画に転向し、旧来の俳画とことなる独特の表現で、俳句の趣向を展開しました。為山の絵は、きびしく洗練された構図、墨の濃淡、絵具の色遣いなど、新しい工夫の上に成り立ったものでした。
 明治30年に松山で発刊された子規派の俳誌「ほとゝぎす」の創刊号で、為山は表紙の題字を手がけます。以降、為山は同誌や俳書『新俳句』に挿絵などを描き、子規派の画人として知られてゆきます。
 為山と不折はともに「ホトトギス」誌上で表紙や挿絵、ロゴなどの選をおこない、ここに数々のすぐれたデザインが集まりました。また為山は子規派俳人の句集などの装丁を手掛け、すぐれた意匠で文芸に貢献します。なお、六朝体に学んだ為山の書風は、画賛や書物の装丁において輝きを放っています。
 今回の新春特別展では、本年が下村為山の生誕150周年であることを記念し、子規派の画人、下村為山の書画作品を展示し、郷土が生んだこの大才の画業などを紹介します。
備考 ※会期中は無休で開館
問合せ先 名称:松山市立子規記念博物館 施設運営・管理/株式会社レスパスコーポレーション 住所:〒790-0857 愛媛県松山市道後公園1-30 電話番号:089-931-5566
情報提供機関 松山市立子規記念博物館

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