イベント情報詳細
【第60回特別企画展】 子規と「小日本」-新聞界の旋風-(←関連ページへ)
主催者 | 松山市立子規記念博物館 |
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開催日時 | 平成26年08月02日(土)~平成26年08月31日(日) 午前9時~午後6時(展示室入場は午後5時30分まで) |
開催場所 |
名称:松山市立子規記念博物館 3階特別展示室 所在地:松山市 道後公園1-30 電話番号:089-931-5566 |
料金 | 個人 400円、団体 320円、65歳以上 200円、小中高校生 無料 特典 : 常設展とセットで特別企画展の観覧券を購入する場合、特別企画展の観覧料は2割引き ・ 子規博友の会会員が特別企画展の観覧券を購入する場合、特別企画展の観覧料は2割引き |
内容 | 今から120年前の明治27(1894)年2月11日、ある新聞が創刊されます。その名は「小日本(しょうにっぽん)」。振り仮名や挿絵を配した家庭向けの文芸新聞です。「小日本」は、子規が勤める日本新聞社の機関紙「日本(にっぽん)」の発行停止処分に備え、新たな読者を開拓するために発刊されました。その編集主任に抜擢されたのが、入社2年目の子規だったのです。 編集を任された子規は「小日本」の構成や企画、執筆交渉などに奔走します。同郷の親友である五百木瓢亭や画家の中村不折、後に子規門の有力俳人となる石井露月らが入社し、子規を支えました。同紙には作家の斉藤緑雨、硯友社の江見水蔭、浅香社の金子薫園など派を超えた文士たちが寄稿し、子規自身も小説や俳句、短歌などを掲載します。また俳句募集には多くの人々が投句し、子規派の礎が築かれました。 しかし、「小日本」の発行期間は短く、同年7月15日に廃刊となります。緊張する清国との関係に国民の関心が向いたことや、社の経済的な事情があったといわれます。子規の落胆は大きなものでしたが、「小日本」での経験は、俳誌や句集の編集をはじめとする後の文学活動に活かされるのです。 今回の特別企画展では、子規が編集主任を務めた新聞「小日本」を取り上げ、子規の仕事や紙面を彩った文士たちを紹介するとともに、「小日本」が後の子規文学に与えた影響を探ります。 |
問合せ先 | 名称:松山市立子規記念博物館 施設運営・管理/株式会社レスパスコーポレーション 住所:〒790-0857 松山市道後公園1-30 電話番号:089-931-5566 Eメール:sikihaku@city.matsuyama.ehime.jp |
情報提供機関 | 松山市立子規記念博物館 |