イベント情報詳細
大正乙女の密やかな愉しみ展(←関連ページへ)
主催者 | 高畠華宵大正ロマン館 |
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開催日時 | 平成26年05月24日(土)~平成26年10月06日(月) 11:00~17:00(入館締切は16:30) |
開催場所 |
名称:高畠華宵大正ロマン館 所在地:東温市 下林丙654-1 電話番号:089-964-7077 FAX番号:089-964-7222 |
料金 | 【入館料】 一般 500円、小学生以下、「華宵会」会員無料 |
内容 | 現代日本のサブカルチャーは少女たちの存在をなくしては語れません。AKB48に代表される少女グループの活躍をはじめ、「乙女系」と称されるファッション、音楽、映画、文学などの様々なジャンルにおいて、少女たちの感性や行動は時代を牽引し、人々は羨望と称賛の眼差しで少女たちを見ています。 少女文化が時代の感性をリードするようになり、社会がその存在を注視しはじめるのは1990年以降と言われていますが、その萌芽は大正時代にあったと言えます。 一方、明治40年代から大正にかけて、少女雑誌が次々と創刊されました。これらは高等小学校から高等女学校卒業後の未婚の乙女を読者ターゲットとしたものです。このころから女子の中等・高等教育制度も整備されはじめ、大正期には中流家庭の少女たちも高等女学校に進学することが多くなりました。こうして学校という制度に守られた少女たちの数が増えるに従って、少女雑誌の内容も教育的なものから読者が求める娯楽や情報が中心となったものへと変化していきました。多感な思春期の乙女たちが抱く自己存在の不安定さと将来への不安、未知なるものへの夢と憧れは、女学校あるいは少女雑誌という大人(社会)がほとんど介入できない特異な空間において、そこにいる者だけが理解できる独特の言語で語られ、共有されるようになります。ここに大正時代の乙女文化が生まれる大きな要素があったと言えます。 今回の展覧会では、こうした対象乙女たちの密やかな生活を紹介します。大正乙女の細やかな感性と美意識は、やがて同時代の抒情的嗜好(ロマン主義)を代表し、「大正ロマン」と呼ばれるようになりました。大正の乙女文化は現代の少女たちほど社会的bなエネルギーは保ち得ませんでしたが、大正乙女の密やかな愉しみの数々からは、彼女たちの特別な感性が時代を牽引し、その時代風潮を象徴するものとなり得ることが分かります。 そんな大正乙女たちの少女パワーをご堪能いただければ幸いです。 【「大正乙女の密やかな愉しみ展」展示構成】 ①隠し言葉(「現代女学生隠し言葉辞典」紹介) ②雑誌投稿、スポーツ、音楽 ③女学校生活、恋愛、手紙 |
備考 | 【開館日】 毎週土・日・月曜日 |
問合せ先 | 名称:高畠華宵大正ロマン館 住所:〒791-0222 愛媛県東温市下林丙654-1 電話番号:089-964-7077 FAX番号:089-964-7222 |