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俳人。庄屋。宇摩郡入野村(現四国中央市土居町)出身。本名は与一右衛門貞候。山中関卜・錦鳥の息子。11歳のとき松木淡々に入門。淡々は彼を「予州入野村之神童」と称し、拾壱斎時風の号を授ける。句は、『四国紀行』、『放言十百韻』、『五十韻』、『蟋蟀巻』などにあるほか、厳島詣の紀行文も残している。父関卜とともに土居入野を風雅の地として名所入野の顕彰に努め、多くの俳人を招き、土居の風流人として積極的に俳諧活動を続けた。
略歴
| 元文3(1738)年 |
宇摩郡入野村に生まれる。 |
| 寛延元(1748)年 |
松木淡々に入門。 |
| 寛延3(1750)年 |
風状編『よよし簾』刊行。時風の句が収められる。 |
| 宝暦3(1753)年頃 |
夕静編『四国紀行』刊行。時風の句が収められる。 |
| 宝暦11(1761)年6月 |
厳島を参詣し、紀行文を記す。 |
| 11月2日 |
医王寺境内に淡々と芭蕉の句碑を建立。 |
| 宝暦12(1762)年11月 |
富天編『淡々一周忌追善句集』を筆写す。 |
| 寛政5(1793)年 |
八千坊駄岳編『蟋蟀巻』刊行。時風の句が収められる。 |
| 寛政7(1795)年 |
一茶、伊予来遊の折、時風を訪ねる。 |
| 寛政8(1796)年9月6日 |
59歳で永眠。 |
<関連図書>
- 星加宗一『入野の俳人 関卜とその子時風』 1960年
- 星加宗一『愛媛文化双書23 伊予の俳諧』 愛媛文化双書刊行会 1975年
- 愛媛県史編さん委員会『愛媛県史 文学』 愛媛県 1984年
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